斎藤佑樹投手のピッチングフォーム

昨年、甲子園を湧かせた早稲田実業の斎藤佑樹投手が、先日神宮で大学デビューをしました。斉藤投手を憧れとする少年野球の選手も多いと思います。楽天の田中投手が奪三振ショーでプロ初勝利をあげましたが、斉藤投手も神宮球場を満員するよう活躍を期待しています!

さて、ピッチングフォームの話をします。昨年、斉藤投手が甲子園で快投した時期、少年野球のピッチャーの中に斉藤投手のフォームを真似た選手を何人かみました。完成度が高い素晴らしいフォームの斉藤投手、でも少年野球のピッチャーとして真似て欲しい部分と欲しくない部分があります。先に真似て欲しくない部分、それは、立つ際に軸足が曲がっていること。ピッチャーの投げ方の基本として、軸足は伸ばして真っすぐに立つことです。野球を始めたばかりの子供へは、その点をキチンと指導した方が良いと思うのが私の意見です。次に真似て欲しい部分。それは投手板の使い方です。少年野球の投手の場合、ワインドアップもしくはノーワインドアップで投げるときに軸足が一瞬プレートから離れる選手が多い。投手板に足を置き、立つ際に踏み込みますが、その時に完全に投手板から足が浮きます。それはボークです。少年野球でも低学年のうちは判定があまいですが、高学年になるとボークをとられるケースが多いです。斉藤投手の投手板の使い方を注意してよく見ると、プレートの上を滑るように使っています。あの使い方だと、ボークを防げるのはもちろん、身体のブレが小さくなりますので、コントロールが安定すると思います。

ジャイアンツカップ全国少年野球大会

軟式少年野球の選手達の中でも、ちょっと先の将来の夢を話しているのをよく聞きます。「甲子園への出場」の夢です。少年野球の選手に「なんでもいいから将来したいことを書いてごらん」というと「甲子園で優勝!」と書く子供も多くいます。そんな甲子園への登竜門。ジャイアンツカップ全国少年野球大会についてです。ジャイアンツカップ全国少年野球大会は、硬式野球の中学年代クラブチーム日本一を争う全国大会として毎年8月に開催されているトーナメントです。普段交流のない7連盟(リトル・シニア、ボーイズ、ポニー、ヤング、サン、フレッシュ、ジャパン)が集結し競い合う唯一の大会でもあります。1994年、巨人軍60周年事業の一環として開始し、当初はリトル・シニア、ボーイズ、ポニーの3団体のみで、小学生部門・中学生部門の2部門で競われたが、2005年の第12回大会から中学部門のみとなり、7連盟すべてが参加することとなりました。会場は稲城市の読売ジャイアンツ球場ほか都内数ヶ所の球場で分散開催。決勝は東京ドームで行われます。ケーブルテレビなども毎年放送されますので、放送日をチェックし観戦、応援すると楽しいですよ。それに、少年野球の選手にとり一歩先にいる名プレーヤーを見ることは大切。イメージが作れますから。具体的なイメージができれば、自分のプレーも変わってきますよ。
■ 歴代優勝チーム(中学生の部)
1994年度 調布リトルシニア(東京都)
1995年度 中本牧リトルシニア(神奈川県)
1996年度 兵庫尼崎(ボーイズ)(兵庫県)
1997年度 大東畷(大阪府)
1998年度 京都田辺ボーイズ(京都府)
1999年度 瀬谷リトルシニア(神奈川県)
2000年度 横浜泉中央ボーイズ(神奈川県)
2001年度 浜松リトルシニア(静岡県)
2002年度 オール枚方ボーイズ(大阪府)
2003年度 緑中央リトルシニア(神奈川県)
2004年度 武蔵府中リトルシニア(東京都)
2005年度 松本南リトルシニア(長野県)
2006年度 佐倉リトルシニア(千葉県)

けん制球の帰塁

ピッチャーがけん制球を投げる気配を見せたら、ランナーは素早く一塁ベースに帰塁します。帰塁はヘッドスライディングで戻ります。少年野球の試合を見ていると、ヘッドスライディングで戻らない選手を見かけます。素早く戻れませんし、タッチされやすくなります。それに怪我のもとです。必ずヘッドスライディングで戻りましょう。ヘッドスライディングはおなかと太ももですべり、両手を伸ばします。普段から練習で自分の身長と手の長さの感覚を覚え、どのくらいの距離でベースにタッチできるか知っておきます。ヘッドスライディングでの帰塁は、ベースへ向かって両手を伸ばしたら、なるべく右手の先でベースの外野側をタッチするように指導します。両手でタッチすると右手が野手のスパイクに当たるし、左手だけだと頭の位置が野手に近くなる分タッチされやすくなります。

「一塁けん制では、ランナーはピッチャーのどこを見ていればいいのか?」一塁へのけん制球は、軸足をピッチャーピッチャープレートの後ろに外して投げる場合と、外さないで投げる場合があります。だから軸足だけを見ていても駄目です。右ピッチャーの場合は、左肩が高く上がったらバッターへの投球であり、左ピッチャーの場合は、左足がプレートと交差したらバッターへの投球と見て、二次リードに入ります。

けん制球の投げ方

ランナーは隙があれば次の塁を狙っています。そこで、ランナーが盗塁やヒットエンドランのサインで走る気持ちでウズウズしているときなどは、どんどんけん制球を投げましょう。一塁のけん制球の際、プレートを外して投げる場合と、外さないで投げる場合があります。プレートを外した場合には、途中でやめてもボークにはなりません。しかし、プレートを外さない場合は途中でけん制球をやめると、(投げまねをすると)ボークになります。(他にもピッチャーのけん制では、ボークに対する注意事項は多々あります。別の機会に話します。少年野球では、ピッチャーのボークはミスしやすいプレーの1つです)

また、けん制球はあくまでもランナーのリードを小さくするのが目的です。あまりランナーをアウトにしたいという気持ちが強すぎると悪送球になったり、けん制に気が囚われすぎ、バッターへの攻めが疎かになりがちなので注意しましょう。あくまでもバッターへ対することが主なので、その辺はきちんと指導をしたいところです。そして、けん制球の投げ方ですが、とくにく鋭く、素早く投げることを心がけます。クラブから出したボールを下におろさずに、すぐに耳元に持ってきて投げます。

少年野球でのオーバーラン

内野を抜けたゴロ、外野へ打球が転がったヒットやフライを打ったら、一塁ベースをオーバーランして二塁を狙います。少年野球のうちに、次の塁を狙う癖が付くように指導することが大切。オーバーランは、一塁ベースの3メートル手前位からふくらみを付け、スピードを落とさずに一塁ベースを踏んで二塁ベースへ向かいます。このときに、ベースのピッチャー側の隅を左足で踏むと鋭い角度で走塁ができます。但し、歩幅が合わない場合は、無理して左足で踏むのではなく右足でも良いでしょう。

打球の飛んだコースによりオーバーランのやり方が違います。一塁ベースをまわって二塁に向かう時、打球が外野を抜けた場合は、そのまま一気に二塁まで走れば良いのですが、外野手が打球に追いついたら、そこで立ち止まります。その場合、レフト方向への打球は、右肩を二塁に向けて止まります。センター方向への打球は左肩を二塁に向けた止まります。

そして、ライト方向の打球について。少年野球の場合、塁間が短い分、ライトの守備位置の浅く、ライト前のヒット性の打球でも、ライトゴロになる場合があります。ライト前に打球が転がった場合は、全力で一塁ベースを駆け抜けます。そしてライトの後方へ打球が抜けたら、素早く二塁へ向かい、捕球されたらそのまま走り抜けましょう。

ショートバウンド捕球の練習方法

捕球の中でも厄介なのが、目の前で小さくバウンドするショートバウンドです。特に軟式少年野球の場合は、軟式ボールの性質上、ボールが跳ね、どうしてもショートバウンドで処理をする必要がある場合が多々あります。キャッチャーだったら完全に捕球できなくとも前に落とせばよいですが、野手はそういう訳にはいきません。そこで、なんとかショートバウンドも捕球できるように練習をしましょう。まずは2人でお互いに5〜7メートル間隔をとり向かい合います。そして身長の高さくらいまでバウンドするように、相手に向かって地面にボールをバウンドさせます。相手へ向かって2〜3バウンドするような感じになると思います。そうしたら受け側は、スタートを切り、突っ込みながらわざとショートバウンドする位置で捕球し、そのまま前に走り抜けるようなイメージで行ないます。ポイントは逃げ腰にならずにクラブを差出すことです。

フライの捕り方

フライの捕球はボールが落ちてくる落下点に早く入ることが大事です。とは言ってもボールを真下に見なくてはならないような落下点に入ってはいけません。ボールが落ちてきた時に一歩前に出て捕球できる位置に素早く入ることがフライを上手に捕るポイントです。捕球する位置はクラブ側の肩の延長線上、つまりに右投げなら左肩の前にクラブを差し出して捕るようにします。顔の前だとボールを見失いがちになります。特に少年野球の低学年の場合はボールが顔に迫って来る為に、つい目をつぶったり、顔をそむけたりしてボールを落しがちになります。またフライの捕球時に両足を揃えてしまうと、ボールが風に流されたような場合に足がついていきませんので、両足を揃えないようにします。そこで、右投げでしたら左足を1歩前に出すか右足を1歩引いてボールを捕ります。これは次に送球動作にも移りやすく捕球後に後ろの右足を送球方向に直角に向けてステップできるからです。

少年野球において、特に外野手の中に外野フライを捕れずに悩んでいる子供が多いと思います。上にあげた点、
・落下点の1歩後ろに素早く入り前進しながら捕球する
・左肩の前で捕球する(右利きの場合)
・両足を揃えない
を改善することで大きく上達します。あとはスタートを早く切れるように心掛けることです。
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